エディアデザインガーデン|札幌のエクステリア・外構・ガーデンデザイン事務所です。施工例・実例集など掲載しております。

Blog - Masaki

高橋正樹ブログ

2007 年 7 月 のアーカイブ

 「Noguchi- Isamu/Design 2」

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北海道札幌にあるイサムノグチの建物。ガラスのピラミトはいつ見ても本当に素敵な空間です。現代のガラス技術「ドットポイント」は本当に外部空間と内部空間の演出を手伝ってくれます。(今はこんな風に言わないかも?)
「ドットポイント」とはガラスの大断面施工技術で、ガラスとガラスの間にある丸い金物でガラスを結合して弱点である変形に対して大断面変形を可能した技術です。(現在では各ガラスメーカーが同じような金物を使用して各社多彩な技術を提供しています)
現代技術とイサムノグチの出デザインセンスが融合した現代のアートだと思いますし、平成初期技術では現在のガラスのピラミットの雰囲気は不可能だと思います。
そこで思う事が、デザインアートは常に表現する為の安定した技術で完成されていて現在の技術も絶対安定では無く、現にガラスのピラミット内部でも建築視線で見ると細部に技術的ほころびが見え隠れしていますので、これが住宅建築に当てはめるとまだまだ足りない技術が沢山あります。私たちの行っている居住空間は本当に常に触れている空間ですから、長く維持できる表現技術が基本になりますので、多くの場合でデザイン表現出来ない部分があり常にどうしたら表現できるか技術方法は考えています。そこが結構毎日の悩みでもあります。


「Noguchi- Isamu/Design 」

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先日、モエレ沼に仕事と遊びも兼ねて行って来ました。理由は平日子供と遊べないので日曜日は楽しく過ごしたい事とお客様の好みがモエレ沼にあった事もあり、写真撮影とイサムノグチのデザインを改めて見に行きました。この仕事をして思いますがまだまだ沢山の物を見なければならない事やごく自然に身の回りの出来事も視点を変えて、刺激的に見ていかないと楽しい発想は生まれないことが心から感じられます。当然その発想を図面やイラストにする技術も必要ですが、精査された発想がなければ施工者になってしまいますので日々同じデザインでは退屈で、また発想の出ない日々も当然ありますのでデザインの持続は自身との戦いと本当に思います。



このモエレ沼は、言うまでもないイサムノグチがデザインした公園になっていますが、時代背景を考えると当時の日本からはあまり考えられないような発想で設計されており、現代に復元施工した現在でも後戻りしたような設計とは思えない斬新なデザインとなっています。私はガラスのピラミット入り口のアプローチが大好きで、材質は石とコンクリートとライトのシンプルデザインでマッドな感じで何度きても心地よい空間です。また遊具公園に向かう石のストレートアプローチが素敵で、各遊具に向かうアプローチは次にどんな遊具が有るか分からないような設計になっており、子供たちの想像を膨らませてくれます。細部までこだわったデザインは既存の公園イメージから異質な空間に変えてくれます。



設計とはデザイン、デザインコンセプト、ストラクチャー、クリエイション、ラウンドスケープなど様々な分野の事を考えなければならないですが、そこにデザイン原点となる楽しさが隠れているのでその楽しさを発見するのが本当に楽しい最近でした。
masaki/t



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